目次
まえがき[大野道邦
序章 パーソンズから「身体の社会学」へ[油井清光]

■理論編
第一章 身体論への知識社会学的断章 ― 「身体」という場所[三上剛史]
第二章 すれ違った二人の巨人 ― パーソンズレヴィ=ストロース大野道邦
第三章 もうひとつのアメリ社会学の可能性 ― シカゴ学派のnarrativeな方法[宝月誠]
第四章 身体の社会学の過去そして未来
        ― 研究アジェンダの確立[ブライアン・S・ターナー
第五章 西洋におけるヨーガ、それとも西洋式ヨーガ?[アガタ・シュヴィエルゾフスカ]
第六章 マルセル・モースの身体論 ― 聖なるものなき道徳と呪術的身体[林大造]
第七章 身体社会学におけるゴッフマン理論[速水奈名子]
第八章 カリスマが身体と再びめぐりあう時 ― 身体・メディア・カリスマ[黒木茂浩]
第九章 組織の美学 ― 組織論と身体・感情・感覚[竹中克久]

■応用編
第一〇章 自殺論と安楽死論の出会うところ[山本道雄]
第一一章 メディアとしての健康 ― パーソンズの医療社会学[田村周一]
第一二章 現代終末期医療というメタフィジック[池永新]
第一三章 障害者とポスト近代社会のバイオ・ポリティックス[後藤吉彦]
第一四章 儀礼としての切腹 ― 身体、刑罰、シンボルを中心に
        [コルネーエヴァ・スヴェトラーナ・アレクサンドロヴナ]
第一五章 消費社会における学校制服 ― 一九七〇年代以降の展開[松田いりあ]

↑9章が気になっています。